実家のタンスに、
開かずの一段、ありませんか。
MINATO GROUPのニイガタベース(NIIGATA BASE)は、新潟市中央区西馬越にあるリユース拠点です。7月16日(木)に開催した着物リメイク販売の様子とあわせて、「捨てられない着物」との付き合い方を、すこしだけ考えてみます。
着ないのに、捨てられない
母の着物。祖母の帯。自分の成人式の一式。
もう何年も、袖を通していません。
たぶんこの先も、着ないことは分かっている。
それでも、捨てられない。
売るのも、なんだか気が引ける。
だから今日も、見なかったことにして、そっとタンスを閉める。
——そんな一段、うちにもあるよ、という方。
けっこう多いんじゃないかと思います。
捨てられないのは、だらしなさじゃない
「早く片づけなきゃ」と、自分を責めていませんか。
でも、よく考えてみると。
あの帯には、成人式の朝の、母の手の記憶が畳まれています。
あの着物には、それを選んでくれた人の顔が染みています。
捨てられないのは、モノに執着しているからではなくて、思い出まで一緒に捨ててしまう気がするから。
着物は、布のかたちをした「記憶の入れ物」なんだと思います。
捨てられないのは、だらしなさじゃない。
大切にした時間があった、という証拠。
だからまず、責めるのをやめるところから始めていいはずです。
「捨てる」と「しまい込む」の間に、三つ目の道
苦しいのは、選択肢が二つしかないと思っているからかもしれません。
捨てるか。しまい込むか。
でも本当は、三つ目の道があります。
形を変えて、誰かの「いま」に混ぜてもらう——リメイクとリユースです。
7月16日(木)、ニイガタベースで開催した着物リメイク販売には、タンスから出てきた夏帯や反物がずらりと並びました。
「夏帯 1,000円」の手書きの値札の前で、一枚一枚を手に取って、選んでいく人たちがいました。
その一枚も、少し前までは、誰かのタンスで眠っていたものです。
日傘に、バッグに、部屋の彩りに。
あるいはそのまま、もう一度夏の装いに。
タンスの外に出ただけで、着物は「思い出の重り」から「誰かの楽しみ」に変わっていきます。
この感覚は、着物トレジャーハンティング vol.8の開催レポートや、物価高のいま、「捨てる」がいちばんもったいないでもお伝えしてきました。
次は、着物を愛でる会へ
着物にまつわるイベントを、これからも少しずつ開いていきます。
次回は、8月21日(金)の「着物を愛でる会」です。
着物に帯や帯締め・帯揚げを合わせて、自分だけの一組を見つける時間。
お茶体験つきで、手ぶらで参加できます。
参加費は1,000円。
着物が好きな方も、これから触れてみたい方も、ゆっくり楽しんでください。
また、店内のZUPPEにいがた(物々交換)は、イベントの日でなくても、いつでも利用できます。
ニイガタベースってどんな場所?という方は、はじめてのニイガタベース(私たちの想い)をどうぞ。
「捨てられない」は、そのままでいい。
ただ、タンスの外にも居場所がある——それだけ、覚えておいてください。
タンスの一段が気になったら、まずは身軽に、遊びに来てみてください。
Visit Us
まずは、遊びに来てみてください。
「うちのコレ、持っていったら喜んでもらえるかな?」
「ちょっと覗いてみたい」——そんな気持ちで、十分です。
NIIGATA BASE(ニイガタベース)
- 住所
- 〒950-0866 新潟県新潟市中央区西馬越7-18
- 営業時間
- 10:00 〜 16:00
- 営業日
- 火曜日〜金曜日(祝日を除く)
- 駐車場
- 15〜20台駐車可(お車でも安心してお越しください)
